「チンチラって飼いやすいの?」と気になっているあなたへ。チンチラはふわふわの毛並みと愛らしい表情で人気が高いペットです。しかし、「温度管理が大変」「病院が少ない」など不安な声も多く聞かれます。この記事では、チンチラの飼いやすさをメリット・デメリットの両面から徹底解説します。初心者でも飼えるか、自分のライフスタイルに合うかを判断できるよう、費用・環境・性格まで詳しくお伝えします。
【結論】チンチラの飼いやすさは中級者向け|条件次第で初心者もOK

結論から言うと、チンチラは「完全な初心者向け」ではなく、中級者向けのペットです。
ただし、「条件を整えれば初心者でも十分に飼える」というのが正確な評価です。
臭いが控えめで鳴き声も小さいため、賃貸住まいや一人暮らしにも向いている面がある一方、温度・湿度の管理が難しく、夏はエアコンの24時間稼働がほぼ必須という点が最大のハードルになります。
「かわいいから」という衝動だけで迎えるのではなく、自分の生活環境・経済状況・時間的余裕をしっかり確認してから判断することが重要です。
飼いやすさ評価:5段階中★3の理由
チンチラの飼いやすさを総合評価すると、5段階中★3(中程度)が妥当なスコアです。
以下の評価項目ごとに詳しく見てみましょう。
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 臭い・鳴き声 | ★★★★★ | 適切に掃除すれば臭いはかなり控えめ、鳴き声も小さめ |
| 人懐っこさ | ★★★★☆ | 慣れればよく懐く(個体差あり) |
| 温度・湿度管理 | ★★☆☆☆ | 高温多湿に弱い。夏はエアコン24時間管理が基本 |
| 医療サポート | ★★☆☆☆ | エキゾチック対応病院が限られる |
| 費用負担 | ★★★☆☆ | 初期費用5〜8万円程度 |
| 世話の手軽さ | ★★★★☆ | 基本ケアはシンプル(温度管理を除く) |
温度・湿度管理と医療サポートの2点が大きく評価を下げていますが、それ以外の項目は優秀です。
これらのハードルをクリアできる環境が整っているなら、初心者でも十分に飼育できるペットといえます。
30秒でわかるチンチラ飼育の要点まとめ
忙しい方のために、チンチラ飼育の要点を30秒でわかるようにまとめました。
- 臭い・鳴き声:適切に掃除すればかなり控えめ。賃貸でも飼育しやすい
- 温度管理:目安は16〜22℃前後。上限は25℃程度を意識し、高温多湿を避ける(夏はエアコン管理が基本)
- 寿命:平均10〜15年。環境が良いと20年以上の例もあり、長期的なコミットメントが必要
- 費用:初期費用5〜8万円、月のランニングコスト5,000〜10,000円
- 医療:エキゾチックアニマル対応病院を事前に確保すること
- 世話:毎日の給餌・水替えが基本。砂浴びは毎日〜週数回で調整。1日15〜30分程度
- 留守番:数時間〜1日程度なら問題ないことが多い(温度管理は必須)
この要点を踏まえた上で、以下の詳細解説をご覧ください。
チンチラが「飼いやすい」と言われる5つの理由

チンチラには、飼い主にとってうれしいメリットがたくさんあります。
ここでは、特に「飼いやすい」と感じられる5つの理由を詳しく解説します。

臭いが控えめで賃貸でも安心
チンチラの魅力の一つが、体臭や糞尿の臭いが比較的少ない点です。
犬や猫はもちろん、他の小動物と比べても臭いが強く出にくく、適切に掃除していれば部屋に独特のペット臭がこもりにくい傾向があります。
チンチラの糞は乾燥しやすく、砂浴び用のチンチラ専用ダスト(砂)を使うことで、体の清潔を保ちやすくなります。
賃貸マンションでペットを飼う場合、退去時の原状回復費用や近隣トラブルが心配になりますが、臭いが出にくいチンチラならリスクを抑えやすいのは確かです。
ただし、ケージ内の床材や牧草が湿ったまま放置されると臭いが出ることがあるため、定期的な清掃は欠かせません。
鳴き声が小さく近所迷惑になりにくい
チンチラは普段は比較的静かで、鳴き声も小さめです。
感情を表現する際に「キュッ」「クックッ」「プープー」などの声を出すことがありますが、犬の吠え声や猫の大きな鳴き声と比べると音量は控えめな傾向があります。
そのため、集合住宅でも飼いやすいと言われることが多いです。
ただし、驚いたときや興奮時に甲高い声を出すこともあるため、深夜に驚かせるような状況を避ける工夫はしておきましょう。
人に懐きやすく愛情表現が豊か
チンチラは小動物の中でも人に慣れやすい個体が多いと言われます(ただし個体差は大きいです)。
最初は警戒心が強くても、時間をかけて丁寧に接することで飼い主を認識し、自分から近づいてくるようになります。
慣れたチンチラは飼い主の肩に乗ったり、手の上でくつろいだり、名前を呼ぶと反応するようになることもあります。
歯ぎしりのような音(リラックス時に出ることがある)は、落ち着いているサインとして語られることがあります。
ペットとのふれあいを楽しみたい方には、魅力の大きい動物です。
基本的な世話がシンプルで手間が少ない
チンチラの日々のお世話は、意外とシンプルです。
毎日必要な基本ケアは以下の4つで、慣れれば1日15〜30分程度で完了します。
- 牧草(チモシー)の補充:食べ放題が基本のため、常に新鮮なものを補充
- 水の交換:毎日新鮮な水に取り替える
- ペレットの給与:目安は体重の1〜2%前後(個体差で調整)
- 砂浴び:毎日〜週2〜3回の範囲で調整し、1回10〜15分程度
週に1〜2回のケージ清掃が加わりますが、それ以外に特別な手間はかかりません。
犬のように毎日の散歩が必要なく、猫のようにシャンプーやブラッシング中心のケアが必須というわけでもないため、忙しい社会人でも継続しやすい世話の量といえます(※温度管理は別途しっかり必要です)。
参考:【初心者向け】チンチラの飼い方ナビ!飼育は難しい?特徴や注意点も解説
留守番ができて一人暮らしでも飼いやすい
チンチラは数時間〜1日程度の留守番なら対応できることが多いです。
夜行性(正確には薄明薄暮性)であるため、飼い主が日中仕事で外出している時間帯はケージ内で静かに過ごしていることが多い傾向があります。
ただし、留守番中も温度管理(エアコン稼働)は必須です。十分な食事と水、安定した環境が確保できるように整えておきましょう。
また、2泊3日以上の長期外出の場合は、信頼できるペットシッターや預け先を確保する必要があります。
エアコンの管理ができる環境と、万が一のトラブルに対応してくれる人を用意できれば、一人暮らしの方でも安心して飼育できます。
チンチラが「飼いにくい」と言われる5つの理由

メリットがある一方で、チンチラには飼いにくいと感じさせるデメリットも存在します。
後悔しないためにも、以下の5つのポイントをしっかり把握しておきましょう。

温度・湿度管理が厳しい(夏はエアコン24時間が基本)
チンチラの飼育で最大のハードルとなるのが温度・湿度の管理です。
チンチラは涼しく乾燥した環境に適応した動物で、飼育下では16〜22℃前後を目安に管理し、上限は25℃程度を意識して高温多湿を避けるのが基本です。
特に暑さに弱く、室温が上がるほど熱中症リスクが高まります。26〜27℃を超える状態は危険域に入りやすいので、早めに対策しましょう。
そのため、日本の夏はエアコンを24時間稼働させて管理するのが基本になります。
電気代の増加は避けられず、夏季の月間電気代が3,000〜5,000円程度増加するケースもあります。
停電時のバックアップ対策(保冷剤・避難先の検討など)も検討が必要であり、外出時も室温が上がらないようエアコン管理を徹底しなければなりません。
参考:「チンチラ」を飼ってみよう!5年一緒に暮らすオーナーが語る飼い方ガイド – LIFULL HOME’S
夜行性で生活リズムが合わないことも
チンチラは薄明薄暮性(夜明けと夕暮れ時に最も活発になる)の動物です。
日中は眠っていることが多く、夕方〜深夜にかけてケージ内を活発に動き回ります。
回し車やケージを動き回る音が深夜に響くことがあるため、寝室にケージを置く場合は注意が必要です。
活動時間が夕方以降なので、仕事から帰宅してからスキンシップの時間を確保しやすいという利点もありますが、朝に触れ合いたい方には物足りなさを感じるかもしれません。
ケージの設置場所をリビングや廊下にするなど、工夫することで就寝への影響を最小限にできます。
診てくれる動物病院が少ない
チンチラはエキゾチックアニマル(犬猫以外のペット)に分類されるため、対応できる動物病院が限られています。
チンチラを診察できる獣医師がいる病院は犬猫専門の病院に比べて少なく、地域によっては通院に時間がかかることもあります。
体調不良のサインが分かりにくいことも多いチンチラにとって、緊急時に駆け込める病院が近くにないのは大きなリスクです。
チンチラを迎える前に、自宅から通える範囲にエキゾチックアニマル対応の病院を必ず確認しておくことを強くおすすめします。
また、ペット保険もチンチラ対応のものは限られるため、緊急資金として3〜5万円程度の余裕を持っておくと安心です。
かじり癖が強く部屋んぽに注意が必要
チンチラは歯が一生伸び続ける(常生歯)ため、本能的に何でもかじる習性を持っています。
部屋んぽ(部屋の中での自由時間)の際、家具の脚・壁紙・電気コード・本など、視界に入ったものをかじってしまうことがあります。
電気コードをかじると感電・火災の危険性があるため、部屋んぽ前にコード類を完全に隠すか、サークルで行動範囲を制限することが必須です。
壁紙や家具の損傷については、賃貸の場合は退去時のトラブルにもつながります。
ケージ内に十分なかじり木やおもちゃを用意し、かじる欲求を満たしてあげることで、部屋んぽ時のかじり被害を抑えやすくなります。
参考:【まとめ】チンチラの飼い方完全ガイド!種類やごはん – anicom you
初期費用・維持費がそれなりにかかる
チンチラの飼育には、初期費用5〜8万円程度が必要です。
さらに月々のランニングコストとして5,000〜10,000円がかかります。
ハムスターのような低コストのペットと比べると、費用負担はそれなりに大きいといえます。
加えて、夏のエアコン代・病院代(症状や検査内容で変動)・ペット保険代なども考慮すると、年間トータルで10〜15万円程度の費用を見込んでおくと安心です。
寿命は平均10〜15年で、長生きすると20年以上の例もあるため、トータルコストは長期目線で考えておきましょう。
チンチラの基本情報|性格・寿命・特徴

チンチラをより深く理解するために、基本的な情報をまとめました。
性格や体の特徴を知ることで、飼いやすさの本質が見えてきます。

穏やかで好奇心旺盛な性格
チンチラは基本的に穏やかで好奇心旺盛な性格を持っています。
攻撃性は低く、慣れた飼い主には自分から近づいてくることもあります。
一方で、環境の変化には敏感でストレスを感じやすい繊細な一面もあります。
引越し・家具の配置変更・同居ペットの追加など、急な環境変化は体調不良の原因になることがあります。
個体差があり、人懐っこい子もいれば臆病でなかなか慣れない子もいますが、根気よく丁寧に接することで信頼関係は築けます。
チンチラは飼い主の声や習慣を覚えることもあり、コミュニケーションの楽しさを感じられるペットです。
寿命は平均10〜15年|長生きすると20年以上の例も
チンチラの寿命は平均10〜15年とされ、飼育環境が良いと20年以上長生きする例もあります。
ハムスター(約2〜3年)やデグー(約5〜8年)と比較すると長寿な部類で、長期的な覚悟が必要です。
長く一緒に暮らせる喜びがある反面、飼い主側のライフスタイルの変化(転職・結婚・引越し・介護)にも対応し続けなければなりません。
「飽きたら手放す」という選択肢は許されないペットであることを、お迎え前にしっかり理解しておく必要があります。
10年以上先の自分の生活を想像した上で、責任を持って最後まで飼い続けられるかを真剣に考えてから迎えましょう。
飼いやすさに影響する体の特徴
チンチラの体には、飼育のしやすさ・しにくさに直結するいくつかの特徴があります。
- 密度の高い被毛:被毛が非常に密で高温多湿に弱い。蒸れやすい季節は特に温度管理が重要
- 伸び続ける歯(常生歯):牧草不足などで不正咬合になるリスクがある
- 骨が細くもろい:落下事故で骨折しやすいため、ケージ内のレイアウトに注意が必要
- 消化器官が繊細:急な食事変更や不適切な食べ物で胃腸トラブルを起こしやすい
- 砂浴びが必須:犬や猫のようなシャンプーは基本的に不要。専用ダスト(砂)で体を清潔に保つ
これらの特徴を理解した上で環境を整えることが、健康的な飼育の第一歩です。
参考:【チンチラの飼い方完全ガイド】性格・寿命・注意点・健康管理
他の小動物と飼いやすさを比較|ハムスター・うさぎ・デグー

チンチラの飼いやすさをより正確に把握するために、他の人気小動物と比較してみましょう。
それぞれの動物の特性と、チンチラとの違いを解説します。
ハムスターとの比較|手軽さvs長寿
ハムスターは初期費用5,000〜10,000円程度とチンチラより低コストで飼え、世話の手軽さでは優位です。
一方、寿命は2〜3年と短く、別れを繰り返すつらさがあります。
チンチラは初期コストと管理の手間がかかりますが、平均10〜15年と長く一緒に過ごせます。
「初めてペットを飼う」「費用をできるだけ抑えたい」という方にはハムスター、「長く一緒にいたい」「コミュニケーションを楽しみたい」という方にはチンチラが向いています。
うさぎとの比較|清潔さvsスキンシップ
うさぎはチンチラと同様に臭いが強く出にくく賃貸向きですが、糞の量が多くケージ清掃の頻度が高くなりやすいです。
うさぎの寿命は10〜12年程度で、チンチラよりやや短め。
うさぎはチンチラほど温度管理が厳しくないと言われることが多い一方、暑さには弱いので夏の対策は必要です。
「清潔さを重視しつつスキンシップも楽しみたい」という方にはうさぎも有力な選択肢です。
デグーとの比較|生活リズムvs健康管理
デグーは昼行性であるため、飼い主の生活リズムと合わせやすいのが大きなメリットです。
チンチラが夕方〜夜に活発になるのに対し、デグーは日中に活動するため、日中に一緒に過ごす時間を楽しめます。
一方、デグーは糖尿病になりやすいとされ、食事管理がより重要になります。
寿命はデグー5〜8年、チンチラ平均10〜15年(長生きで20年以上の例も)と差があります。
【比較表】4種の小動物・飼いやすさ早見表
| 項目 | チンチラ | ハムスター | うさぎ | デグー |
|---|---|---|---|---|
| 寿命 | 平均10〜15年(長生きで20年以上の例も) | 2〜3年 | 10〜12年 | 5〜8年 |
| 初期費用 | 5〜8万円 | 0.5〜1万円 | 3〜5万円 | 2〜4万円 |
| 月ランニングコスト | 5,000〜10,000円 | 1,000〜2,000円 | 3,000〜5,000円 | 3,000〜5,000円 |
| 臭い | 控えめ(掃除でさらに抑えやすい) | 少しあり | 少しあり | 少しあり |
| 鳴き声 | 小さい(状況で鳴く) | ほぼなし | 小さい | やや大きい |
| 温度管理 | 厳しい | 普通 | 普通 | 普通 |
| 人懐っこさ | 高い(個体差あり) | やや低い | 高い | 高い |
| 活動時間帯 | 夕方〜夜(薄明薄暮) | 夜 | 朝夕 | 昼間 |
この比較表を参考に、自分のライフスタイルに最も合ったペットを選んでください。
チンチラの飼いやすさは人による|向いている人・向いていない人

チンチラの飼いやすさは飼い主のライフスタイルや環境に大きく依存します。
ここでは、チンチラ飼育に向いている人・向いていない人の特徴を整理します。

チンチラ飼育に向いている人の特徴5つ
- エアコン管理ができる住環境がある人:目安16〜22℃前後を中心に、夏の室温上昇を抑えられる
- 夜型または夕方以降に時間が取れる人:チンチラの活動時間帯に合わせてスキンシップできる
- 長期的なコミットメントができる人:平均10〜15年(長生きで20年以上の例も)の責任を受け入れられる
- 近くにエキゾチックアニマル対応病院がある人:医療アクセスが確保できている
- 静かな環境を好む人・賃貸住まいの人:臭いと鳴き声の控えめさが活かせる環境にいる
これらの条件を多く満たしている人ほど、チンチラとの生活を楽しめる可能性が高いです。
チンチラ飼育に向いていない人の特徴5つ
- エアコンのない部屋や暑くなりやすい住宅に住んでいる人:夏場の温度管理が困難で熱中症リスクが高まる
- 頻繁に長期旅行・出張がある人:2泊3日以上の不在が多いと管理が難しい
- 近くにエキゾチックアニマル対応病院がない人:緊急時に対応できない
- 衝動買いや飽き性の人:長期飼育には向かない
- 子どもが小さい家庭(乳幼児がいる):チンチラは繊細で乱暴な扱いにストレスを感じやすい
上記に当てはまる項目が多い場合は、飼育開始前に環境改善や代替ペットの検討をおすすめします。
【セルフチェック】飼う前に確認すべき10項目
チンチラを迎える前に、以下の10項目をセルフチェックしてみてください。
- 自宅の室温を涼しく保てるか(目安16〜22℃前後、夏の上限25℃程度を意識できるか)
- 月5,000〜10,000円の飼育費用を無理なく負担できるか?
- 初期費用として5〜8万円を用意できるか?
- 近くにエキゾチックアニマル対応の動物病院があるか?
- 夕方〜夜の時間帯にスキンシップの時間が確保できるか?
- 平均10年以上の長期飼育を責任を持って続けられるか?
- 長期旅行・出張時の預け先・ペットシッターを確保できるか?
- かじり被害対策(コード隠し・家具保護)ができるか?
- 家族全員(同居人含む)がペット飼育に同意しているか?
- 賃貸の場合、ペット可物件または管理会社の許可を得ているか?
8項目以上チェックできれば、チンチラ飼育に向いている環境が整っています。
5〜7項目の場合は改善できる点がないか見直し、4項目以下の場合はまず環境を整えることを優先しましょう。
チンチラを飼うために必要な準備と費用

チンチラを迎えるにあたって、具体的にどのような準備と費用が必要なのかを詳しく解説します。
事前にしっかり把握しておくことで、迎えた後の慌てを防ぐことができます。
初期費用の内訳|総額5〜8万円の詳細
| 準備品 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| チンチラ本体 | 10,000〜30,000円 | カラーや個体・販売形態により変動 |
| ケージ | 10,000〜20,000円 | 幅60cm×奥行45cm×高さ68cm以上推奨 |
| 回し車 | 2,000〜5,000円 | 静音タイプが望ましい |
| 砂浴び容器+砂 | 1,000〜3,000円 | チンチラ用ダスト(砂)を使用 |
| 牧草・ペレット初期分 | 1,000〜2,000円 | チモシー1番刈りがメイン |
| 給水器・食器 | 1,000〜2,000円 | かじられにくい陶器製がおすすめ |
| ステップ・かじり木 | 2,000〜5,000円 | ケージ内の運動環境を整える |
| 温湿度計 | 1,000〜2,000円 | デジタル式で精度の高いものを |
| 初回動物病院代 | 3,000〜8,000円 | 健康診断・検便など |
合計:約3〜8万円程度が目安です。
ケージはチンチラが跳び回るため、縦方向に運動できるレイアウト(ステップ・棚板)を作れるものを選ぶことが重要です。
参考:チンチラの飼い方や初期費用、注意点を初心者向けに解説 – 保険の比較
月間ランニングコストの目安|5,000〜10,000円
| 費用項目 | 月額目安 |
|---|---|
| 牧草(チモシー) | 500〜1,000円 |
| ペレット | 500〜1,000円 |
| 砂浴び用砂の補充 | 500〜800円 |
| 床材・トイレ砂 | 300〜500円 |
| おやつ・おもちゃ | 200〜500円 |
| エアコン電気代増分(夏季) | 3,000〜5,000円 |
| 医療費(月換算) | 1,000〜3,000円 |
夏以外の季節は電気代が抑えられるため、年間を通した月平均は5,000〜8,000円程度が現実的な目安です。
突発的な医療費(骨折・不正咬合・消化器トラブルなど)は高額になることもあるため、緊急資金を別途積み立てておくことをおすすめします。
飼育環境で絶対に外せない3条件
チンチラを健康に飼育するための絶対に外せない3つの環境条件をまとめます。
- 涼しく乾燥寄りの環境を維持:目安16〜22℃前後。夏はエアコン管理が基本。温湿度計で常時確認する
- 十分な広さのケージ(幅60cm×奥行45cm×高さ68cm以上):縦に運動できるよう、ステップ・棚板を複数設置する
- エキゾチックアニマル対応病院へのアクセス確保:迎える前に必ず近くの対応病院を調べ、緊急時の動線を確認しておく
この3条件を満たせれば、チンチラは健康的に長生きしやすい環境が整ったといえます。
参考:お迎えを検討している方へ | 一般社団法人 日本チンチラ協会
チンチラの飼いやすさに関するよくある質問

チンチラを飼うか検討している方から特に多く寄せられる疑問をQ&A形式で解説します。
一人暮らしでもチンチラは飼える?
Q. 一人暮らしでもチンチラは飼えますか?
A: 条件を満たせば十分に飼えます。チンチラは数時間〜1日程度の留守番ができることが多く、薄明薄暮性のため日中は眠っている時間が長い傾向があります。ただし、帰宅後に毎日スキンシップの時間を取ること、夏季のエアコン管理が必須です。長期不在時の預け先も事前に確保しておきましょう。
賃貸マンションでも飼える?
Q. 賃貸マンションでもチンチラは飼えますか?
A: ペット可物件であれば問題なく飼えます。チンチラは臭いが強く出にくく、鳴き声も小さめなため、近隣トラブルのリスクは比較的低いです。ただし、ペット不可物件での無断飼育は契約違反になるため、必ず管理会社や大家に確認してください。部屋んぽ時のかじり被害対策も忘れずに行いましょう。
共働きで日中不在でも大丈夫?
Q. 共働きで平日は日中ほぼ不在ですが、チンチラを飼っても大丈夫ですか?
A: 日中の不在は大きな問題になりにくいことが多いです。チンチラは日中眠っていることが多く、夕方以降に活発になります。朝と夜に食事・水替えができれば基本的なケアは十分です。ただし、夏季のエアコン管理は必須なので、外出中も安定して稼働できる環境を整えてください。
子どもがいる家庭でも飼える?
Q. 小学生の子どもがいます。一緒に飼えますか?
A: 小学校高学年以上で、扱い方を守れる家庭なら飼いやすいです。ただし、チンチラは繊細でストレスに弱く、乱暴な扱いを嫌います。乳幼児や幼児がいる場合は、追い回しや強引に触ろうとするリスクがあるため注意が必要です。子どもへの接し方の教育と、チンチラが落ち着けるスペースの確保を徹底しましょう。
他のペットと一緒に飼える?
Q. 犬や猫がいますが、チンチラと一緒に飼えますか?
A: 基本的には分けて管理する必要があります。犬や猫はチンチラを捕食対象と認識する場合があり、直接接触は危険です。また、犬・猫の気配だけでもチンチラが強いストレスを感じることがあります。ケージを別室に置くなど、安全を最優先に飼育環境を分けてください。チンチラ同士の多頭飼いも、慣れるまでは別々のケージでの管理が推奨されます。
参考:【チンチラの飼い方完全ガイド】性格・寿命・注意点・健康管理
まとめ|チンチラは条件を満たせば飼いやすいペット

この記事では、チンチラの飼いやすさをメリット・デメリット・費用・環境条件などの多角的な視点から解説しました。
最後に重要なポイントを整理します。
- 飼いやすさは5段階中★3(中級者向け):温度管理と医療アクセスが最大のハードル
- 臭い・鳴き声は比較的控えめ:賃貸・集合住宅でも飼いやすい
- 寿命は平均10〜15年(長生きで20年以上の例も):衝動的なお迎えは絶対に避けること
- 夏場はエアコンでの24時間管理が基本:電気代増分を含めた予算設計が重要
- エキゾチックアニマル対応病院を事前に確保:迎える前に必ずリサーチを
チンチラは適切な環境と準備さえ整えれば、初心者でも十分に飼育できる魅力あふれるペットです。
ふわふわの毛並み、愛らしい表情、そして長い時間をかけて築ける絆は、チンチラならではの魅力です。
この記事を参考に、セルフチェックリストで自分の環境を確認し、準備を万全に整えた上でチンチラとの素敵な生活をスタートさせてください。
参考:チンチラの飼い方・特徴・種類 ~初心者向け – PORTA


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